今回、絶飲食となった方の内視鏡検査を当院で行い、経口摂取の条件設定をした方のご家族から読んでいて泣けるお手紙が届きました。

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病院を退院される際に、「もう口から食べる事ができません」と診断された方のうち、約8割にはまだ安全に食事を摂る機能や方法が残っているという報告があります。

もちろん、病院での絶飲食の判断は医学的な根拠のもとでなされているため、その判断を無視しての盲目的な経口摂取は肺炎や窒息に繋がるため絶対にやるべきではありません。

しかしながら、在宅に帰ってから正しく条件設定をして、よくトレーニングされた歯科衛生士・言語聴覚士・看護師・管理栄養士をはじめとした多職種からなる嚥下チームでリハビリテーションの介入と、在宅医師・介護支援専門員・通所系サービスとの適切な連携を取ることで、劇的に改善することがあります。

口から食べることは生きる意欲にも繋がりますし、その食べるという行為自体がたとえひと口だけでもリハビリになります。絶飲食の方が再び食べるだけで見違えるくらいに口も綺麗になります。

口から食べられる方でも体力的に口から十分な栄養を取るだけの体力が無い方で改善の余地があるようであればリハビリテーションのための栄養経路としての胃瘻の提案をさせて頂くこともあります。

もし、お口から食べたい想いはあるけど絶飲食となっている方や最近食事中のムセが増えてきたなどがあればご連絡下さい。

宮本佳宏