こんにちは

さて、タイトルの通り、本日4月18日は良い歯の日(よいはの日)ですね
よいはのひ


11月18日(いいはの日)と合わせて、お口の健康を見直すには良い機会です
近頃歯医者さんに行ってないな~、と、お心当たりのある皆様
ぜひ歯医者さんでご自身のお口の状態を確認しましょう


ところで・・・いい歯っていったいどんな歯でしょう

虫歯・歯周病のない歯、噛み合わせ・歯並びの良い歯、白く美しい歯・・・と、様々な「いい歯」が思い浮かびますが、日本口腔保健協会では、より大きな視点で「いい歯」とは何かを伝えていますのでご紹介します

大きな視点での「いい歯」とは、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)を高めてくれる歯、日々の生活をいきいきとさせてくれる歯です

クオリティ・オブ・ライフ(QOL)とは、患者様の不快に感じる事を最大限に軽減し、患者様ご自身がこれでいいと思えるような生活が送れるようにすることを目指した、患者様の人生観や価値観を尊重するという医療の考え方の事です

そもそも「いい歯の日」は、8020運動の一環です
8020運動とは80歳で20本自分の歯を残せるよう努めましょうという愛知県から始まった運動です

ではなぜ20本歯を残すことが目標とされているのでしょうか

大人の歯は親知らずを除いて、上下14本ずつ合計28本ですね
日本口腔保健協会の調査では、食事が美味しいと感じられる歯の本数が20本だとされています
ご自分の歯が20本残っていれば、しっかりと噛むことができ、食事も美味しくとれるため、先ほど述べたQOLを高める事に繋がっていきます

続いて、しっかりと噛める歯はどのような健康をもたらしてくれるのでしょうか
8020推進財団では、これをひみこの歯がいーぜという標語で伝えていますのでご紹介します
(参考 8020推進財団のページはこちら

 肥満の予防
  しっかりと噛むことで、満腹中枢が働き食べすぎを予防します
 味覚の発達
  食べ物をしっかりと噛み、よく味わうことで味覚が発達していきます
 言葉の発音がはっきり
  口の周囲の筋肉が鍛えられ、表情が豊かになり言葉の発音もきれいになります
 脳の発達
  顎をしっかりと開閉させることで、脳に酸素と栄養を送り脳の働きを活発にしてくれます
 歯の病気を防ぐ
  しっかり噛むと唾液の分泌が促され、口内環境を綺麗に保つことができます
 がんを防ぐ
  唾液に含まれる酵素には、発がん物質の作用を抑える働きがあると言われています
 胃腸の働きを促進する
  よく噛むことによって消化しやすくなり、消化酵素の分泌も促され胃腸の働きが活発になります
 全身の体力向上と全力投球
  体に力を入れ歯をぐっと食いしばる時、歯が健康でしっかり噛みしめられると、力を十分に発揮する事が出来ます

8020推進財団の2016年の調査で、80歳での平均残存歯数は約17本、80歳で自分の歯が20本以上有る方の割合は、初めて50%を超えたそうです
これらの数字は年々高まってきているとのことですので、皆様のお口の健康に対する意識がどんどん高まっているとも言い換えられます

ご自分の歯を健康な状態に保つには、以前のブログでもお伝えしている通り、定期検診が大きなカギを握っています
信頼できる歯医者さんで定期的に検診を受け、QOLを高めていきましょう


宮本歯科は今後も、皆様の生涯頼れる歯医者さんになるべく精進してまいります

宮本歯科のGW休診日
4月29日、4月30日の二日間と5月3日~5月6日の4日間休診させていただきます
5月1日と5月2日は診療しております
ご注意くださいませ

名古屋市中村区にあるバリアフリーの歯医者さん
医療法人 一栄会 宮本歯科
患者様専用電話 052-411-8054
予約はしていないけれど、歯が痛い⇒急患対応できますので迷わずお電話下さい
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