名古屋市中村区の歯医者さん「宮本歯科」

宮本歯科は名古屋市中村区の歯医者さんです。 中村区を中心に名古屋近郊の患者さんの歯とお口の健康サポートをする歯科医院です。

急患、歯科治療のご予約はお電話TEL 052-411-8054 でご相談ください。
訪問歯科診療の問合わせもお電話で受け付けております。
歯やお口のお悩みもお気軽にご相談ください。

タグ:国家試験

今月の院内スタッフ勉強会の講師担当は私、宮本佳宏でした。

勉強会を引き受けるにあたって、受付・歯科衛生士・歯科医師に焦点を絞って去年からコツコツとスライドを作って挑みました。驚いたことに、自分の作ったたった40分ぶんの勉強会スライドから今年の歯科衛生士国家試験には3問、歯科医師国家試験には1問出題がありました。

私、診療と並行して現役の大学教員もやっており、歯学部生や臨床研修医を中心に講義をさせて頂いておりますが、本当に押さえておいて欲しいポイントを簡潔にまとめられるようになったことを実感させられ、密かに喜んでおりました。

また、当院では歯科臨床研修医と歯科衛生士専門学校の学生さんの臨地実習として受け入れており、当院で学んだ事を今後の彼ら彼女らの歯科医師・歯科衛生士人生の糧のひとつとして頂いております。その責任からも教える側としても研鑽と教育体制も整えていきます。

今年の歯科衛生士国家試験でこんな問題が出題されておりました。

IMG_5730 (1)

専門用語だらけでわかりにくいですが、飲み物を飲むと気管に入ってムセルから、コップの改造をして対応をする、と答えさせる問題です。「歯医者でコップの改造?実際に歯医者がそんな知識を使うことある?」と思われる方もいるかもしれませんが、実際にあります。

以前に水分の飲み込みに問題がある方へのコップ(縁が切れたタイプ)を当院から貸し出ししたことがある施設の介護職員さまから「借りたコップだとどうも上手くいかない」とのことで、オーダーメイドの縁切れコップの作製依頼がありました。

改造する元のコップを介護職員さまからお借りし、形状は食具に関しての専門家である作業療法士に相談させて頂き、歯科技工士に具体的にどういったものを作っていくかをお伝えし、完成したオーダーメイドコップの使い方を歯科衛生士が説明・指導する...

コップひとつを取っても、患者さんがいかに安全に食事を摂られるかを色々な職種と連携を取りながら考えていきます。 

 
依頼通りの機能が果たせるように設計線を描いて

IMG_5759

大雑把に削って形を整えて

IMG_5758

荒研磨をして肌が触れても痛くないように

IMG_5756

引っ掛かりがないようにもっともっと研磨して

IMG_5755

汚れが付きにくいように鏡面研磨をして

IMG_5754

元よりも滑沢に仕上がりました!

IMG_5753

当院の歯科技工士はコップだけでなく、歯ブラシや歯間ブラシなどもそれぞれの患者さんの状態に合わせて必要な形に改造をしてくれるので、すごくありがたいです。

国家試験問題にも出題されるような、本来は当たり前のことではあるのだけど、色々な職種がお互いに信頼しあって、色々な形で患者さんの人生に寄り添えるというのはとても素敵なことだと思います。これからも、困った時には歯医者さんに相談してみる(たとえ歯医者さんにはできないようなことでも、適切な職種と連携を取ってなんとかしてくれる)と思っていただけるような医院になれたら幸いです。

宮本佳宏 

↑このページのトップヘ