名古屋市中村区の歯医者さん「宮本歯科」

宮本歯科は名古屋市中村区の歯医者さんです。 中村区を中心に名古屋近郊の患者さんの歯とお口の健康サポートをする歯科医院です。

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この度、老年歯科医学会の代議員を申し仕りました。

老年歯科医学会は今年で30周年を迎え、2019年時点での会員数は4,000名を超えました。歯科医学会(38学会で合計38,417名)の中では1番大きな学会の1つ。その代表として選ばれたからにはこれまで以上に高齢者歯科診療の発展と進歩のために社会貢献していく所存です。

また、老年歯科医学会は1959年に発足された老年学会の7学会(老年医学会、老年社会科学会、老年歯科医学会、基礎老化学会、老年精神医学会、老年看護学会、ケアマネジメント学会)のうちの1つで、高齢者に対する医療・介護福祉のスペシャリストが日本全国から一同に揃う7学会合同の学術大会が2年に1度開催されます。

合同大会では歯科だけでなく、他科医療・介護福祉を併せて大多数の人が集まって新しい知識や道具を広め合うので本当にワクワクします。次の開催は来年の名古屋で予定されています。その頃には新型コロナウィルスが収束していて欲しいものです。

さて、今年から、医健の歯科衛生科の学生さんに対して高齢者歯科学についての講義を任せて頂けることになりました。ありがたいことに講義中は誰1人として眠ることなく聴いて頂けて、さらに講義の感想としては泣いた・感動したなどのコメントが多く見られたことをすごく嬉しく思います。

歯科衛生士は摂食嚥下機能の評価、機能向上のリハビリテーションにおいてすごく力を発揮します。歯科衛生士の存在価値を社会から理解して貰えるよう采配できる歯科医師がもっと増えてくれる事、またその想いに応えてくれる歯科衛生士が増えてくれる事を心から願っています。

今年入職された歯科医師と歯科衛生士が内視鏡を用いた嚥下機能評価の自主勉強会を開いておりました。

先輩が基本動作や安全な操作、評価方法までレクチャーしてくれています。

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当院に臨地実習に来てくれている歯科衛生士学校の学生さんは学校で内視鏡実習もされてくるのですが、愛知学院大学はやらないのが悲しいところ。

相互に通し合った感想は「思ったより痛くなかった」とのこと。そうなんです、ちゃんとやれれば意外と痛くない。知識や技術だけで無く、内視鏡検査をされる患者さんの気持ちまで分かってもらえて良かったです。

新型コロナウィルスの猛威も少しずつ落ち着いてきましたね。

当院ではイギリス耳鼻咽喉科学会、日本老年歯科医学会が注意喚起していた事もあり、しばらく嚥下内視鏡検査を自粛して参りましたが、検査の再開をしました。

「肺炎のリスクがあるから口から食べちゃダメ」と判断された方々の中の8割は、実はまだ食べる機能を有していると言われています。実際、私どもも胃瘻の方が初診で紹介される場合には必ず「実は口からまだイケる可能性はあるかもしれない」という目線で診療を開始します。

口から食べていない(点滴のみや胃瘻のみの栄養)の方は口の中はどれだけ頑張って口腔ケアをしてもすぐに汚れてしまうし、口臭も強いです。なので、口からイケそうであれば積極的に嚥下機能評価をします。評価結果に期待が持てそうであれば、積極的にリハビリをします。中には歯医者が嚥下機能評価をして、経口摂取を伴うリハビリ計画を立てることに否定的な医師、看護師、介護士はいます。逆に、総合病院で経口摂取は無理と言われて退院してきた後に在宅医療の立場から嚥下機能評価の依頼をしてくれる医師、看護師もいます。

ところで、厚労省が出した人生会議のポスターを見たことはあるでしょうか?一部の方達の怒りを買ってしまったためにすぐに世から消えましたが、過去のニュース記事からまだ見る事はできます。

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ベッドサイドで横たわる患者さん。

病室のドアを開けてもピクリとも動かない。

目は開いているが視線は合わない。

手も拘縮してカチコチ。

そういう方々は当然ですが口から食べておらず、胃や腕、首などに繋がれたチューブから栄養を送られています。



私どもはそういう現場に出向き、語りかけるのです。

「返事はできんと思うけど、ちゃんとコッチの話聞いてくれてるの分かってますからね!」

我々、在宅医療・介護のプロはどんな方法を使ってでも、喋られない彼らとのコミュニケーションを図ります。


辛くて死にたくても自殺もできない。定期的に栄養が入ってくるし、オシッコも出るし、ウンチが出なくても摘便されて、死ねない。淡々と介護されるのがどれだけ虚しく、孤独か。


逆に自分の存在が認められた瞬間、自分は実は聞こえているんだよという想いが通じた瞬間、どれだけ嬉しいか。


患者さんは目頭を濡らします。



厚労省の人生会議ポスターの小藪さんの状況、本当ですよ。返事ができないだけで全部聞こえてますから。


全部が全部じゃないけど、口を開けてくれないと言われる人もちゃんと話せば開かない口だって開くし、ちゃんと口腔ケアできます。

全部が全部じゃないけど、2度と口から食べられないと言われた人の栄養摂取経路が経口に戻る事もあります。

全部が全部じゃないけど、急性期病院で余命●ヶ月と言われた人が数年後に栄養状態が改善してピンピンしてる事もあります。


それらの奇跡を起こすのにはやっぱり嚥下内視鏡検査は必要だし、嚥下機能評価やリハビリをしてくれる歯科衛生士・言語聴覚士の存在って本当に大事。


予定していた検査を今回の新型コロナのために中止や延期してしまったために、人生最後のチャンスを逃してしまった人もいるかも知れないのは本当に残念なこと。

だけど今からでも救えるものは救いたい。


そのため、他の歯科医院さんがかかりつけである患者さんの嚥下機能評価を行った上で残されている機能と今からでもできる具体的なリハビリ方法等の情報提供をかかりつけの歯科医院さんに行い、医療連携を取る事もあります。(その場合の口腔ケアや虫歯処置、義歯調整などはかかりつけの歯科医院さんにお願いしています。)

現在、宮本歯科の訪問診療では新患さんに対して当院の歯科衛生士が定期的な口腔ケアやリハビリに伺ったり、歯科医師が義歯製作などの定期的な治療に伺う事はできません。しかしながら、他の歯科医院から難しいと断られてしまった方や当院の外来へ通院されていた方で通院困難になってしまった方は一度ご相談ください。

新型コロナウィルスはまだ予断を許されない状況ではありますが、日本では当初言われていた最悪の経過とは異なり少しながら落ち着いてきております。それに伴い、当院で全員が着用していたN95マスクも着用をしなくなって参りましたが、来院される皆様への手指の消毒等には協力頂いておりますので今後ともよろしくお願いします。



相手が未知のウィルスだけに、専門家やら発言力のある方たちが一生懸命考えて発信してくれていた情報(たとえば歯科が全職種の中で1番感染リスクが高いとか)には間違いや不十分な点も多く、今更ながらそれらに対する非難の声も多く言われております。しかしながらエビデンス(医学的根拠)が無いままに仮説の段階で拡まってしまうのもまだ仕方のない事。



なんにせよ、世界でも珍しい経過で収束に向かっているのは我々日本の皆が気持ちを1つに、忍耐力のある国民性がゆえと考えております。しかしながら、耐え忍ぶがために抱えるストレスも大きくのしかかります。



皆様におかれましても、今回の新型コロナウィルスのために失ったモノがある方も多いのでは無いでしょうか。



私も担当している患者さんが入院されてもお見舞いや訪問口腔ケアに伺えないし、亡くなられてもお通夜にも伺えない事にもどかしく感じます。患者さん自身、またご家族はそれ以上に辛い想いをされていると思うと胸が痛みます。



失ったモノはもう戻らないかもしれませんが、あと少し。あとほんの少しの辛抱です。一緒に頑張りましょう。



宮本歯科における内視鏡を用いた嚥下機能評価ですが、少しずつ再開し始めました。他の歯科医院で対応が困難と言われてしまった方や当院を掛かりつけとされている方で最近お父様やお母様が食事でムセるようになってきたなどの相談も受け付けておりますので、何かありましたらご相談下さい。

もちろん内視鏡を用いずとも具体的なリハビリ方法の立案と経過チェックは行えます。




宮本佳宏

世の中では新型コロナウィルスが猛威を振るっています。

海外では専門家による医療では追いつかず研修医、それだけでは足りず医学生まで動員されている国もあります。その中で、多くの人が亡くなっております。

東京医科歯科大学病院はいち早く一般歯科外来の診療中止判断をし、私の所属する愛知学院大学歯学部附属病院も昨日、一般歯科外来を中止するため大学病院で診療している患者さんの予約を延期するよう通達が着ました。

本来であれば日本国民全員が足並みを揃えて6週間、家に篭ることができたら収束する話ですし、歯科は全職種の中で1番感染リスクの高い職であるため、宮本歯科も診療に制限をかけたいところではありますが、今のところは診療方法に制限をかける形で継続しております。

月曜日から感染対策として院内スタッフは全員N95マスクおよびゴーグルを着用をしております。物々しい雰囲気での診療を行なっていますが、ご理解ご協力のほど、宜しくお願いします。

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