名古屋市中村区の歯医者さん「宮本歯科」

宮本歯科は名古屋市中村区の歯医者さんです。 中村区を中心に名古屋近郊の患者さんの歯とお口の健康サポートをする歯科医院です。

急患、歯科治療のご予約はお電話TEL 052-411-8054 でご相談ください。
訪問歯科診療の問合わせもお電話で受け付けております。
歯やお口のお悩みもお気軽にご相談ください。

タグ:訪問歯科

BlogPaint

二村
はい、まずACLSとは二次救命処置(Advanced Cardiovascular Life Support)です。二次心肺蘇生法ともいいます。気管挿管や薬剤投与といった高度な心肺蘇生法を学びました。
具体的には、脳卒中を発症した人への対応や、心肺停止の患者様への対応・心電図の読み取りもできるようになりました。
資格を取ったのは、私は訪問担当医である佳宏先生のすすめがあった為です。訪問診療に携わるからというよりも、医療人として、持っていて損はないと私も感じました。外来でも訪問診療でも患者様の急変時には対応できるだけの勉強をした証なので、やっぱり自信にはなりますね。

近藤
ちなみにACLSはBLSの有資格者でなければ受講できません。
BLSとは一次救命処置(Basic Life Support)です。成人や乳幼児への心肺蘇生法、気道異物の除去や、AED(自動体外式
除細動器)での除細動を学びます。
資格取得をしたのは、歯科衛生士単独で訪問歯科診療へ行くことがあるので、独居の患者様の口腔ケアをする際、患者様と私しかいないという状況で、万一何か起きた時にその場で可能なできる限りの処置ができるようになりたいと思ったからです。
実際には生命の危機となる事態が起こらないことが一番ですが、どんな場面でも現実に起こりうることですからね。


なるほど。万一の事態に備える・・・そういった意識は、宮本歯科に勤める全員にほしいものですね。
今まで院内勉強会などでも講師をしていただいていますが、これからも定期的に指導をお願いします。

近藤
そうですね。資格取得の際当然ながら実技もあるので、無資格の方と有資格者では万一の事態に動けるかどうかは圧倒的に違いが出るとは思います。けれど、知識として耳に入れるだけでも、不測の事態への心構えができますからね。

こうしてお話を聞くだけで身の引き締まる思いが致しますね。
最後に、これからますます高齢者の多い社会がすすんでゆきますが、その中で歯科衛生士という立場から患者様のためにできることはどんなことが考えられるでしょう?

二村
口腔ケアを私たち歯科衛生士が行っていく事で、高齢者の方のQOL(クオリティ・オブ・ライフ・・・以前ブログでご紹介していますのでよろしければご覧下さい★)を向上させるお手伝いができると思います。
適切な口腔ケアは、自分らしく最期を迎えるお手伝いとも言い換えられるかもしれません。
その可能性を信じてこれからも職務を全うしたいと思います。

近藤
日本社会の高齢化に伴い、要介護高齢者も年々増加していくのに比例して、訪問歯科診療のニーズは高まると思います。実際に、日本人の死因別死亡率の第四位は肺炎ですが、要介護高齢者の第一位は肺炎です。その中でも多いのが誤嚥性肺炎といわれています。
口腔内の環境が悪化していると、口腔内の細菌が肺に落ち込んで誤嚥性肺炎の発症率が高まるのです。
日常的口腔ケアと定期的な専門的口腔ケアの徹底は、口腔内の病原菌を減らすだけでなく、口腔への刺激により嚥下機能が回復して、食事が進むようになり、栄養状態が改善します。ひいては、免疫力が向上して肺炎の予防につながることが実証されています。
また、近年では「オーラルフレイル」という新しい考え方も普及しつつあります。
口腔ケアのもたらす健康へのメリットは、まだまだ無限の可能性が秘められています。私たち衛生士が命を守る、というのは大げさですが、微力ながら、患者様のお力になれればと思っておりますので、これからも尽力いたします。

お二人とも、ありがとうございました。今後もさらなるご活躍期待しております。
近藤さんのおっしゃった「オーラルフレイル」は今注目の考え方ですよね。
次回詳しくご紹介させてください。

お読みいただきありがとうございました
またまた長くなってしまいましたが…
次回は近藤さんに「オーラルフレイル」について詳しくお聞きしたいと思います
お楽しみに

こんにちは

前回のホワイトニングコーディネーターのインタビュー記事、いかがでしたでしょうか
宮本歯科には有資格者や新たな資格取得に向けて日々努力している衛生士が多数在籍しております

今回は、当院の訪問歯科診療に携わる 歯科衛生士訪問主任 の 近藤 と 二村 の2名をGUESTとし、またまたインタビュー記事にて当院の訪問診療についてご紹介したいと思います
訪問診療車 ブログ用

(掲載写真は訪問診療のイメージです。本記事内容に特別な関わりはありません。)

お二人とも今回はよろしくお願いします。
近藤さんが入職3年目、二村さんが2年目ということですが、宮本歯科の訪問診療において特にやりがいを感じたエピソードはありますか?

近藤
よろしくお願いします。
お一人お一人に対する思い入れが大きいので、やりがいはたくさんあります。
中でも私が特に印象に残っているのは、寝たきりの患者様で、訪問歯科診療介入以前は口腔乾燥が強く、乾燥した痰が多く付着しており、歯間部にもべったりと汚れがついてしまっていた患者様のことです。
継続的な口腔ケアの介入で、口腔内環境が改善されました。また、呼びかけにもほとんど反応がなかったのですが、ケアを重ねる毎に少しずつ意識状態が良くなっていく過程を間近で見て、やりがいを感じました。

二村
よろしくお願いします。
近藤さんがおっしゃったように、訪問診療の患者様は、外来にみえる患者様以上にお会いする頻度が高いので(週に1度は口腔ケアに行く場合が多いため)、患者様やそのご家族に対しての思い入れは大きいです。
中でも特にやりがいを感じたのは、初診時には口腔内がどろどろと汚れがひどく、お話しすることもままならない状態から、継続的な口腔ケアにより口腔内環境が改善されて、お話しできるようになった患者様のことです。

ありがとうございます。
訪問診療を受けている患者様のほとんどが、ご高齢でしたり、お身体が不自由でしたり、何かしらのご病気を抱えてみえる方ですからね。
体力的な面でも、一度に長時間の治療は難しいでしょうし、必然的にお会いする頻度は増え、治療期間が長期間になることも多いですね。

近藤
そうですね。
訪問診療は、なんらかの事情で通院が困難な方を対象としており、特にご高齢の方が多いので・・・治療の途中でお別れがくることもあります。
私は、長期に渡って診ていた患者様がお亡くなりになられた際、エンゼルケア(亡くなられた直後に、患者様を人生の最期にふさわしい装いに整えること)で口腔内を綺麗にさせていただきました。
患者様の人生に寄り添い、最期まで歯科衛生士として関わることができたことは、何にも代え難い貴重な経験でした。

患者様の最期まで寄り添うというのは、医療人として誇りに思えるところですね。

二村
やはり、やりがいや喜びを感じるような経験だけでなく、訪問診療では通院困難の理由から、外来にみえる患者様よりも、一つの治療で死に直結してしまう可能性が高いので、緊張感は大いにあります。
例えば全身状態の把握は、もちろん外来においても大切ですが、訪問診療ではその状態からどこまでの治療を行うのかを歯科医師と歯科衛生士とで判断しなければならず、責任は重大です。

なるほど。外来とは違った緊張感や責任もついて回るということですね。
訪問診療には、一般歯科外来だけでは経験できないことがたくさんあふれているのですね。

BlogPaint


近藤
はい、訪問診療で初めて経験したことは数多くあります。
たまたま患者様がおやつを召し上がっている時に窒息されて、その場に居合わせた看護師、介護士と連携し、咽頭吸引し一命を取り留めたこともありますよ。
また、他職種連携を図る上で、歯科領域のみならず、他の職種の知識も必要とされるので、衛生士学校では学んでこなかった知識を新たに身に付けなければならないので大変ではありますが、新しい発見があったりするので学びがいはありますね。

目の前で窒息・・・非日常すぎて言葉が出ないです。
歯科の領域だけでなく他の職種の知識をつけるには、ひとかたならぬ努力が必要でしょうね。
でもそういった知識はいつどんな場面で役に立つかわかりませんから、歯科衛生士としても大きなレベルアップですね。
そういえば、お二人ともACLSの資格を持っていらっしゃいますが、それもこういった学びの延長として取られたのでしょうか?
ブログを読んで下さっている方の多くは、ACLSといっても聞き慣れない資格かと思うので、どのような資格なのかもお教えくださいますか?

part1はここまで
次回はACLSの資格についてなど、インタビュー後編をお送り致しますっ
お楽しみに

↑このページのトップヘ